11月6日これからの上昇に期待注目銘柄
11月相場も中盤に差し掛かり、決算発表や自社株買いなどの好材料を背景に個別株への物色が強まっています。特に本日は、業績改善や資本政策の発表を受けて、今後の上昇が期待される注目銘柄がいくつか登場しています。以下では、投資家の関心を集める5銘柄をピックアップしました。
東京エネシス 1945
上期営業が黒字浮上で着地し、7-9月期は前年同期比5.3倍の増益を達成。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.6%にあたる20万株(約3億7140万円)を上限に、11月6日朝の東証「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施しました。業績の好転と株主還元策が相まって、今後の株価上昇が期待されます。
note 5243
ITサービス大手・韓国ネイバーとの資本業務提携を発表。生成AI技術やプラットフォーム分野で連携し、IP・コンテンツの共同開発も進めます。資本面ではネイバーを割当先とする142万9500株の第三者割当増資を実施、発行価格は1399円。AI時代の成長ストーリーに乗る形で注目を集めそうです。
理想科学工業 6413
今期最終利益を10%上方修正。さらに発行済み株式数(自社株を除く)の0.74%にあたる47万株(5億円上限)の自社株買いを実施予定。買い付け期間は11月19日から12月23日まで。堅実な業績と積極的な株主還元姿勢が好感されそうです。
東武鉄道 9001
今期経常利益を3%上方修正し、発行済み株式数の1.96%にあたる394万8600株を消却予定。消却日は11月28日。安定した鉄道事業に加え、インバウンド需要の回復も追い風となっており、中長期的な株主価値向上が期待されます。
旭情報サービス 9799
上期経常が8%増益で着地、7-9月期も18%増益と堅調な推移。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.25%にあたる35万株(5億円上限)の自社株買いを発表し、取得した株式は2026年6月30日付で全て消却予定。着実な業績拡大と積極的な還元姿勢が光ります。
決算シーズンが進むなか、業績上方修正や自社株買いなどの好材料を発表する企業に投資資金が集まりやすい環境が続いています。市場全体の方向感を見極めつつ、こうしたポジティブサプライズ銘柄に注目することで、11月相場のチャンスを捉えられる可能性があります。
※本記事は最新の市場情報をもとにした個人の見解であり、投資は自己責任で行ってください。





