11月7日これからの上昇に期待注目銘柄

11月相場も中盤に入り、決算発表や業績修正が相次ぐ中で、銘柄ごとの明暗がくっきりと分かれています。本日は、業績見通しの修正や市場反応を背景に大きく株価が動いた注目5銘柄を紹介します。今後の反発や上昇が期待される企業にも注目です。

カナデビア(7004)
13時43分時点で923円、前日比-224円(-19.53%)と急落。通期の利益予想を大幅に下方修正したことが嫌気されました。業績見通しの悪化に加え、先行き不透明感が強まるなか、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となっています。ただ、過度な売りが一巡すれば、短期的なリバウンド局面も意識されそうです。

ローム(6963)
13時43分時点で2,046.5円、前日比-323.5円(-13.65%)と急落。純利益計画を引き上げたものの、市場予想を下回ったことで失望売りが広がりました。半導体需要の一服感が意識される中、成長ペースの鈍化が懸念されていますが、車載向け需要やパワー半導体の分野では依然として成長余地が大きく、中期的な反発が期待されます。

日産自動車(7201)
13時43分時点で349.7円、前日比+12.8円(+3.80%)と上昇。一時は8%近く上げる場面もありました。コスト削減の進捗や為替の追い風が評価され、収益性の改善期待が高まっています。EV戦略や北米事業の立て直しが進めば、再評価の動きが強まる可能性があります。

太陽誘電(6976)
12時30分時点で3,645円、前日比-700円(-16.11%)とストップ安。営業益予想を引き上げたものの、「実質的には下方修正」との見方が市場で広がり、失望売りが殺到しました。電子部品セクター全体に調整ムードが漂う中、需給改善の兆しが見えればリバウンド局面も訪れる可能性があります。

リクルートホールディングス(6098)
13時43分時点で8,455円、前日比+1,144円(+15.65%)と大幅続伸。今期純利益を10%増益に上方修正し、堅調な求人需要や海外子会社の業績改善が評価されました。グローバル展開とDX戦略が奏功しており、引き続き高成長路線に乗る注目銘柄として注視したいところです。

決算シーズンが進む中、上方修正や増益を発表した企業には資金が流入しやすく、一方で期待を下回る決算銘柄は急落するなど、市場の反応がよりシビアになっています。短期的な値動きに惑わされず、企業の成長力や株主還元姿勢に注目することで、これからの上昇チャンスを掴むことができそうです。

※本記事は最新の市場情報をもとにした個人の見解であり、投資判断は自己責任で行ってください。

株式ランキング(ストップ高)
順位名称取引値上げ幅前日比
12560 MXカーボン42,270-%
23110 日東紡9,7801,50018.12%
33744 サイオス5556713.73%
44598 デルタフライ4978019.18%
57826 フルヤ金属3,10033812.24%
69287 Jインフラ63,50010,00018.69%

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