12月12日これからの上昇に期待注目銘柄
12月相場も後半に入り、成長テクノロジー企業やコンサルティング関連を中心に買いが強まった。個別材料を背景に大きく値を伸ばす銘柄が相次ぎ、投資家の関心が集まっている。
INTLOOP(9556)
登録フリーランスと社員の混成チームを軸にコンサルサービスを提供しているINTLOOP(9556)が後場に入り急騰した。午後2時23分現在、前日比265円(7.1%)高の4020円で推移している。一時は4180円まで上伸した。人材サービス・コンサルティング領域の成長期待が評価されている。
マクニカホールディングス(3132)
独立系半導体商社として国内トップ級のマクニカホールディングス(3132)が大幅反発した。一時は2548円まで上昇し、12月10日の年初来高値2491円を更新した。午後2時10分現在、前日比142円(5.9%)高の2548円で推移している。半導体需要回復の思惑が追い風となっている。
ユーピーアール(7065)
東証スタンダード上場のユーピーアール(7065)が反発して後場に上げ幅を拡大。午後1時49分現在では前日比51円(7.0%)高の785円で売買されている。物流関連銘柄として再びテーマ性が意識され、短期資金の流入が見られた。
セルソース(4880)
脂肪や血液由来の細胞加工受託など再生医療を展開しているセルソース(4880)が急落した。一時は431円まで下落し、連日で年初来安値を更新した。午後1時49分現在、前日比47円(9.8%)安の434円で推移している。11日に今2026年10月期の連結業績予想を発表し、嫌気された。
Heartseed(219A)
iPS細胞を使った独自の心筋再生用心筋球で重症心不全治療を目指す慶応大学発ベンチャーのHeartseed(219A)が3日ぶりに反発した。午後1時40分現在、前日比3円(0.1%)高の2008円で推移している。一時は2293円まで上昇した。新薬開発進展への期待感が強まっている。
医療関連や次世代技術領域を中心としたテーマ株への物色姿勢は続くとみられる。引き続き、個別材料の有無が相場を左右する展開が予想される。





