11月20日これからの上昇に期待注目銘柄
市場では朝方から成長株を中心に買い戻しが進み、複数の注目銘柄が上昇した。企業業績の改善や新たな事業展開への期待が強まり、投資家心理を押し上げている。
アバントグループ(3836)
アバントグループ(3836)は買い優勢で始まり、午前10時11分時点で前日比100円(5.9%)高の1789円と堅調に推移した。企業のDX支援需要が継続して強く、安定した成長ストーリーが意識されている。
BuySell Technologies(7685)
出張訪問買取サービスを展開するBuySell Technologies(7685)は大幅続伸し、一時は前日比175円(4.5%)高の4090円まで上昇。約2カ月ぶりに上場来高値を更新した。中古品取扱市場の拡大を追い風に、成長余力が改めて評価された格好だ。
SOMPOホールディングス(8630)
SOMPOホールディングス(8630)は買い先行で急反発し、午前9時53分時点で前日比422円(9.4%)高の4905円となった。金融株全体に需給改善の動きが広がる中、収益安定性の高さが買いを呼び込んでいる。
レナサイエンス(4889)
東北大学発の創薬ベンチャー・レナサイエンス(4889)は続伸スタート。午前9時10分現在、前日比72円(3.9%)高の1922円で推移した。動物医薬品分野におけるPAI-1阻害薬「RS5614」の研究開始が好材料となり、先端医療への期待がさらに高まっている。
サンマルクホールディングス(3395)
「サンマルクカフェ」を展開するサンマルクホールディングス(3395)は4日ぶりに反発し、午後2時17分時点で前日比33円(1.3%)高の2548円を付けた。客数回復と既存店売上の改善が意識され、外食関連の中でも底堅さが目立つ。
引き続き、個別材料の有無が株価を左右する展開が続く見通しだ。業績の確かな改善や成長分野への着実な取り組みを示す企業が、投資家からの関心を集めている。





