11月17日これからの上昇に期待注目銘柄

11月相場は個別材料への反応がより鮮明となり、決算内容を手がかりに大きく株価が動く銘柄が相次いでいます。本日は好業績を背景に年初来高値を更新する銘柄が目立つ一方、決算失望による急落も発生。市場の注目を集めた5銘柄を紹介します。

オープンハウスグループ(3288)
都心23区を中心に狭小戸建て事業を展開するオープンハウスグループが急反発。一時9,117円まで上伸し、11月13日に記録した年初来高値8,077円を更新しました。午後2時30分現在では前日比1,054円(+13.2%)高の9,041円で推移。住宅需要の底堅さと利益成長の持続期待が個人投資家を中心に買いを呼び込んでいます。

Aiロボティクス(247A)
化粧品や美容家電などを手掛けるファブレス企業のAiロボティクスが急落。午後2時12分時点で前日比400円(-21.2%)安の1,489円ストップ安売り気配と続落しています。14日に発表した2026年3月期上期(25年4~9月)の連結決算が嫌気され、市場では収益改善の遅れを懸念する声が強まっています。

サイバーエージェント(4751)
ネット広告、ゲーム、ネットTV局「ABEMA」運営などを展開するサイバーエージェントが大幅に3日続落。午後1時57分現在、前日比178.5円(-11.5%)安の1,377円と下げが続き、一時は1,366.0円まで下落しました。広告市場の回復ペースが想定より鈍いとの見方や、ゲーム事業の収益振れが懸念材料となっています。

堀場製作所(6856)
独立系の分析機器大手である堀場製作所が急反発し、11月4日に記録した年初来高値1万4,560円を更新。午後1時38分現在では前日比1,655円(+12.7%)高の1万4,695円で推移しています。14日に発表した2025年12月期第3四半期(1~9月)の好調な連結業績が評価され、研究開発向け需要の拡大も追い風に。

朝日インテック(7747)
カテーテル用ガイドワイヤなど医療機器を製造する朝日インテックが急騰。午後1時15分現在、前日比320円(+13.4%)高の2,715円で4日続伸し、東証プライム市場の値上がり率4位にランクイン。株価は一時2,787.5円まで上昇しました。海外展開の拡大と収益性の改善期待が強まっています。

決算シーズンも後半に入り、各企業の業績トレンドがより鮮明になるにつれ、株価反応に大きな差が生まれています。好業績銘柄には積極的な買いが集まり、逆に期待を下回る企業には厳しい売りが出る典型的な決算相場が展開中。個別材料を丁寧に見極めることで投資機会を広げられる局面と言えそうです。

※本記事は最新の市場情報をもとにした個人の見解であり、投資判断は自己責任で行ってください。

株式ランキング(ストップ高)
順位名称取引値上げ幅前日比
12560 MXカーボン42,270-%
23110 日東紡9,7801,50018.12%
33744 サイオス5556713.73%
44598 デルタフライ4978019.18%
57826 フルヤ金属3,10033812.24%
69287 Jインフラ63,50010,00018.69%

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