11月13日これからの上昇に期待注目銘柄

11月相場は中盤に入り、好決算や高値更新を背景に物色の流れが広がっています。特に本日は、業績の上振れや成長期待を材料に買われる銘柄が相次ぐ一方、決算を受けた売りに押される銘柄も目立ちました。ここでは、市場の注目を集めた5銘柄をピックアップします。

LIFULL(2120)
不動産・住宅情報サイト「ホームズ」を運営するLIFULLが売られて大幅反落。午前11時21分時点では前日比22円(-11.2%)安の174円で推移し、東証プライム市場の値下がり率ランキングでトップとなりました。業績の伸び悩みや成長鈍化への懸念が重しとなっていますが、業界再編や広告収益の回復が見えれば下値固めの動きも期待されます。

いすゞ自動車(7202)
トラック大手のいすゞ自動車が6日続伸し、1月8日以来の年初来高値を更新。午前10時24分時点で前日比247.5円(+12.3%)高の2,267.5円まで上昇し、実質では1990年5月につけた最高値(2,340円)に迫りました。北米市場での販売好調に加え、商用EVや次世代パワートレインへの期待が高まっています。

カヤバ(7242)
油圧機器大手のカヤバが買い先行で急伸。株式分割を考慮した実質で約35年ぶりとなる高値をつけ、午前10時12分現在では前日比540円(+13.1%)高の4,670円で取引されています。自動車サスペンション需要の回復に加え、建機向け油圧製品の堅調な受注が業績を下支えしており、長期的な成長路線が意識されています。

トリドリ(9337)
インフルエンサーと企業をつなぐプラットフォーム「toridori base」を展開するトリドリが6日続伸。午前10時07分現在、前日比150円(+5.2%)高の3,015円で推移しています。12日引け後に発表した2025年12月期第3四半期(1~9月)決算が増収増益となり、SNSマーケティング分野での成長力が改めて評価されています。

エムスリー(2413)
医療情報プラットフォームを展開するエムスリーが急騰。値幅制限上限となる前日比500円(+23.5%)高の2,629.5円まで買い進まれ、午前9時48分時点ではストップ高買い気配となりました。海外事業の収益改善やAI診療支援の拡大が期待されており、成長再加速への思惑が強まっています。

決算発表が続く中、好業績銘柄への買いが鮮明となっています。業種を問わず、成長テーマに絡む企業や高値圏を維持する銘柄への資金流入が目立ち、11月相場後半にかけて個別株物色の勢いが一段と強まる可能性があります。

※本記事は最新の市場情報をもとにした個人の見解であり、投資判断は自己責任で行ってください。

株式ランキング(ストップ高)
順位名称取引値上げ幅前日比
12560 MXカーボン42,270-%
23110 日東紡9,7801,50018.12%
33744 サイオス5556713.73%
44598 デルタフライ4978019.18%
57826 フルヤ金属3,10033812.24%
69287 Jインフラ63,50010,00018.69%

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

業種別株式
888
ETF銘柄一覧ETN銘柄一覧REIT銘柄一覧その他
その他製品その他金融業ガラス・土石ゴム製品
サービス業パルプ・紙不動産業保険業
倉庫・運輸化学医薬品卸売業
小売業建設業情報・通信業機械
水産・農林業海運業石油・石炭空運業
精密機器繊維製品証券・商品輸送用機器
金属製品鉄鋼鉱業銀行業
陸運業電気・ガス電気機器非鉄金属
食料品